【青い池】なぜ青い?天気が悪い日でも青く見える?ここでしか飲めない青いビールを飲んでみた【北海道・美瑛観光】
こんにちは!とんたろ(@tontaroQ)です!
北海道美瑛町にある「青い池」。その名前の通り、池の水が青いことから、青い池と呼ばれるようになりました。実は、青い池が有名になったのは、つい最近のこと。1998年に出版された写真集「blue river」によって、写真愛好家の間で口コミで広がり、2012年にiPhoneの壁紙に採用されたことから、世界中で一気に有名になりました。
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青い池周辺地図
駐車場が広いので、レンタカーで行っても大丈夫。青い池自体はそんなに広くないから、じっくり見て写真を撮っても所要時間は30分程度。
青い池は青かった
それでは、青い池に向かいます。しかし、この日の天気は曇り。曇り空でも青く見えるのでしょうか?
最初の方は道が狭いため、1列になってゆっくり進みます。一応暗黙の了解みたいなのがあって、一方通行らしいです。
道中から、綺麗なエメラルドグリーンが見えてきました。これは期待できそう。
そして…
到着。
青い!!!
絵の具でも溶かしたの?と思うくらい、青い。空は曇っていても、しっかり青かったです。枯れたカラマツに白樺と、森の姿が池に映し出されていてとても綺麗。この水面の鏡張りは、無風かつ雨が降らないことが条件です。
なぜ青い?
バスガイドさんの説明によると、青い池は天然のものではなく、人の手によって作られた人造池なんだそうです。1988年、十勝岳噴火に伴う火山噴出物の流動を防ぐために、美瑛川に複数のブロック堰堤が造られました。その結果、偶然できたのが青い池という訳です。白金温泉のお湯と、アルミニウムを含んだ美瑛川の水が混ざったことで、この青さが誕生しました。まさに、奇跡の賜物と言えるでしょう。
しかし、数年後には同じ景色を見ることはできないと聞きました。それは、枯れたカラマツと白樺が、年々減っているのからなのです。枯れた木は元に戻ることはなく、新しく生えることもありません。何十年後かには、もう残ってないかもしれませんね。
日によって青さが違う。冬は幻想的なライトアップ!
こちらは、7月に撮影したもの。今回と同様に、天気は曇り。しかし、青さは今回のものよりも控えめになっています。日によって、コンディションは大きく異なるようです。
こちらは、2月の夜に撮影したもの。夏とは別次元。水面が凍って、その上に雪が降り積もっています。青い池の青さは全くわからないものの、ライトアップによって幻想的な雰囲気を漂わせています。
売店で「青いビール」を購入してみた
青い池の帰り道には、売店「ローカルプロダクションショップ 青い池」があります。ここでは、青い池ソーダ、青い池プリン、青い池ソフトクリームと言った青い池にまつわる商品や、お土産が販売されています。
中でも、目を引いたのが「青いビール」。
青いビール¥600
売店にあったポスターに比べると、全く鮮やかな青色ではありません。
とはいえ、空にかざしてみると綺麗な青色。味は、ビール感があまり無いかも。後味も良くないから、正直微妙といったところ。しかし、青い池を見た後に飲むこのビールはなかなか格別。青い池の余韻に、ほろ酔い気分で浸れます。
札幌発の青い池バスツアーがおすすめ
青い池に行く場合、公共交通機関を使って行くのは大変なので、レンタカーを使うのが一般的。しかし、1人だけで値段が高くついてしまう場合や、お酒を飲みたい人、何より運転が面倒だと言う人もいます。そんな中でおすすめしたいのが、札幌発のバスツアー。車窓を見ながら、ゆったりと旅をしたい人に検討されるのもいいかと思います。
まとめ
今回訪問したのは、8月中旬。時期や日によって、青さ・雰囲気が違う青い池。まだ行ったことのない人は、是非とも一生に一度は見に行ってほしいスポットです。しかし、綺麗なコバルトブルーを見ることができない日があるのも事実。おすすめの時期は、「夏」。夏は、無風・雨が降らないという条件に当てはまりやすいです。
美瑛を訪れる際は、立ち寄ってみよう!